今回は二胡研究室と連動をして、コントロール・マットを検証します。ナビゲーターは、もちろん、二胡演奏家の劉鋒先生。先生の豊富な経験に裏付けされた、奥深いコントロール・マットの知識を読者の皆様と共有したいと思います。
本文内容項目
- コントロール・マットに正解はない
- 駒×コントロール・マット×蛇皮×本体=∞(無限大)
- コントロール・マットの重要性を痛感
- 二胡らしい音色
- 切れ味鋭い化学繊維
- 合成フェルトは神経質!?
- ペットボトルの原材料を使ってみる
- ものは試しということで
- とにかく試すしかない
【劉鋒さんプロフィール】
8歳より二胡をはじめ、 12歳で中国福建芸術学校に入学。その後、中央音楽学院民族器楽科二胡専攻に2年飛び級入学。4年後、優秀な成績により首席卒業。1992年来日。大阪シンフォニカ交響楽団、ル−マニアにて国立ブカレスト放送交響楽団、国立フィルハーモニカ・ゲオルギ・エネスク交響楽団、中国北京にて中国国家交響楽団と共演。1995年東京国立劇場にて、天皇陛下、皇后陛下のご来臨のもとで演奏するなど、日中を股にかけ幅広い活躍をしている。