前号に続き、2011年6月26日(日)、大田区民ホール・アプリコ小ホールで行われた「劉長福老師を迎えて 演奏とお話を聴く会」の記録、後編を掲載します。
 当日は、先生からのお話を一方的に伺うのではなく、来聴者からの質問を受け、先生が答える、という参加型の会となりました。質問者は、多くの"悩める二胡学習者"の代表として勇を鼓して質問し、先生の適切な答えやアドバイスから、有益なヒントを得られたようでした。

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6月下旬、東京、大阪、名古屋で公演や講座を行うため来日された劉長福先生に、この機会を利用して編集部よりインタビューをしました。特に、長年の教学経験に基づくお話を中心に訊かせていただきましたが、そのお話からは自然体で実用を重視する劉先生の姿が浮かび上がってくるようです。先生をはじめ、この年代の演奏家、教育家の蘊蓄ある言葉からは、広い視野に立って二胡、ひいては民族音楽のことを直視し寛容に熟考する姿勢が迫ってきます。

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