本年6月に開催された「中国・徐州 第4回国際胡琴芸術節」に参加された馬友徳教授を小誌特派員・呉俊徳が現地で取材しました。
10、11月号に掲載した黄安源さんに続き「自らを語る」の形で、教授のお話をご紹介します。
馬 友徳(マ・ヨウドゥ/ま・ゆうとく)
1930年1月山東省斉河県に生まれる。中学生の時、著名な二胡演奏家・陳朝儒先生に師事。1949年山東省人民文工団に参加、文芸工作に従事する。1950年華東大学文芸系音楽科に入学、ドイツ出身のチェリスト、マンジャークを師としてチェロを学び、同時に二胡教師を務める。その後、山東大学芸術系音楽科に転入。1952年より1957年まで、上海音楽学院にてチェリスト、陳鼎臣教授に師事し研鑽を積むと同時に、同学院で二胡教師を務める。1958年南京芸術学院音楽系に転属、同学院で教職を務め現在に至る。これまでに同学院音楽系副主任も務めた。