鳴尾二胡教室では年に2回の発表会を行っています。個人レッスンなので基本的に全員独奏です。そのため演奏は午前中から夕方にまで及び、あまりの長さに最初から最後まで聞いて下さるお客さんはほとんどいないというありさまですが、それでもできる限り独奏を奨励しています。人前で緊張しながら演奏することでしか得られない経験がある、というのがその理由ですが、本当のところは先生を筆頭になぜか(というか先生がこうだから?)お祭り好きが多いので、年1回では物足りないのかもしれません。
独奏ともなれば、やはり譜面台を置かない方が見栄えもよいので、毎回多くの人が暗譜にチャレンジします。今回はこの暗譜と緊張について考察してみたいと思います。