「第二回竹塹(ちくざん)国楽節」では、2週間余の期間中に計16回の国楽(民族音楽)コンサートが行われた。台湾以外からは、シンガポール、中国大陸、香港等の国際的に活躍する楽団が招聘され、台湾の楽団と競演。さらに、 笛、二胡、中胡、京胡、板胡、鋸琴(ミュージック・ソー)、琵琶、中阮、箏、揚琴、潮州鑼鼓等、多種の楽器の奏者と、国内外の楽団が賑々しく演奏を披露し合った。今回は世界初演の新作も多く、延べ1000人が出演し、今年の国際的な民族音楽界の活動の中で、屈指の一大イベントとなった。
 7月7日のオープニングに先立ち、プレイベントとして、7月5、6日に第一回新竹市竹塹杯国際二胡コンクール(大賽)の本選が行われた。このコンクールについては、更に詳細なレポートを後述する。

 以下、7月7日からのコンサートの内容を簡単にご紹介する。

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