新竹市立青少年国楽団(台湾)と日本の天翔楽団交流コンサート
天翔楽団コンサートツアー密着取材レポート
天翔楽団
2003年に「天昇楽団」として創立し、2008年「天翔楽団」に改名。大阪市を本拠に活動する日本人による中国音楽楽団。毎年秋に定期演奏会を開くほか、海外公演・学校公演・サロンコンサート・合奏体験など、さまざまな活動を展開。現在,陳紹箕氏(国家国楽団・高雄市国楽団・中華国楽会顧問)と劉宏軍氏(オーケストラ「天平楽府」代表)を顧問に、また音楽総監督・指揮として井上康夫氏を迎え、中国音楽をより多くの人に親しんでいただけるよう活動中。
新竹市立青少年国楽団
1993年、民族伝統音楽の振興と青少年の情操教育を目的として創立。これまでに多くの優れた人材を育て、現在、中・高生を中心に80名の団員を擁する。団長は洪雪艶氏、指揮は1997年より劉江濱氏が務め、プロと同様な訓練とオーディション・システム等によって常に演奏水準の向上をはかり、高く評価されている。近年は閔恵芬等の名演奏家を招いて名曲を演奏する「大師與経典」シリーズのコンサートを成功させている。また、2009年西安、太原、2010年北京での「華夏楽揚両岸情」コンサートツアーでは大陸と台湾の民族音楽の文化交流推進に寄与した。2011年8月、東日本大震災で被災した日本を訪れ、大阪、京都、岡山でチャリティー・コンサートを開催、日本の聴衆に「台湾から、爽やかな風が吹き寄せた」との印象を深く刻んだ。
リハーサル風景(上:天翔楽団 下:竹青楽団)
ステージ風景(上:天翔楽団 下:竹青楽団)
竹青と天翔のメンバーが並んで『豊年祭』を合同演奏